肌のたるみの原因といえば加齢や紫外線が代表的ですが、実は普段何気なくやっている習慣も、たるみの一因になる可能性があります。
たとえささいなことでも、毎日くり返されればたるみが進み、毛穴の開きやシワ、ほうれい線につながってしまうことも。
いつまでもハリのある肌を保つために、たるみを引き起こす原因を知っておきましょう!
1.肌のたるみを引き起こす原因5つ
1-1スマホやPCの長時間使用
スマホやPCは私たち現代人にとって欠かせないツールです。
しかし、スマホやPCを見ているときは、無表情で口も動かしませんよね。
この状態が長く続くと、表情筋が衰えて血行が悪くなり、肌のたるみを招きやすくなります。
仕事での使用は避けられませんが、プライベートでの長時間使用はできるだけ控えるように心がけましょう。
また、最近ではスマホやPCの画面から発せられるブルーライトが、紫外線と同じように肌を老化させる原因になるといわれています。
ブルーライトをカットするアプリや画面に貼るフィルムなども、たるみ予防のために取り入れてみましょう。
1-2猫背
猫背と肌のたるみには一見何の関係性もないように思えますが、実は深く関係しています。
猫背になると自然とあごが前に突き出すため、頬などが下に引っ張られ、たるみの一因となるのです。
また、腹筋や背筋を使わない姿勢を続けていると、血液やリンパの流れが悪くなり、脂肪などの老廃物が溜まりやすくなります。
顔に脂肪が溜まればほうれい線や二重あごの原因にもなりますから、早めの姿勢の改善を心がけましょう。
左右の肩甲骨を中央に寄せるように意識すると、自然と良い姿勢をキープしやすくなりますよ。
1-3口呼吸
口呼吸は口が開いた状態が続くため、あごや口周りの筋肉が衰える原因になります。筋肉が衰えれば脂肪や皮膚を支えきれなくなりますから、たるみへとつながってしまうもの。
口呼吸の癖があるなら、今すぐに鼻呼吸に改善して引き締まった口元を取り戻しましょう。アレルギーなどで鼻が詰まって呼吸がしにくいなら、早めの治療をおすすめします。
1-4シャワーで直接顔を洗っている
お風呂の中で顔を洗うとき、シャワーのお湯を直接顔に当てていませんか?
シャワーの水圧は意外と強く、顔に直接当てると皮膚が下へ引っ張られ、たるみの原因になってしまいます。
また、シャワーの水圧で肌が傷つくと乾燥が進み、毛穴が広がりやすくなります。
このこともたるみの一因になりますから、顔は手のひらに溜めたお湯で優しく洗うようにしましょう。
1-5過度のマッサージ
「たるみ対策のためにマッサージをしている」という方は多いもの。
しかし、強くこするようなマッサージは肌を傷つけるため、かえってたるみの原因になります。
また、優しくマッサージしていても、顔の上から下に向かって手を滑らせていると皮膚が下に引っ張られ、たるんでしまいます。
顔のマッサージをするときは決して肌をこすらず、優しいタッチで下から上へ、内側から外側へと手を動かしましょう。
最後に
毎日の習慣を見直して、たるみに悩まないハリ肌に!
たるみを引き起こすような原因を改善すれば、5年後、10年後の印象が大きく変わってきます。ささいな習慣から見直して、いつまでもハリのある若々しい顔をキープしていきたいですね。