仕事が終わらずに徹夜をしたり、夜通し遊んでしまったりした後、ひどい肌荒れを起こした経験はありませんか?
徹夜明けの肌は、健康的な肌とは程遠い状態となっています。
徹夜明けの肌はどんな状態になっているのでしょうか?
また、やむをえず徹夜をしてしまった場合、どんなスキンケアをすれば健康的な素肌を取り戻せるのでしょうか?
1.徹夜明けの肌は想像以上に疲れている!
人間は睡眠をとることによって肉体を休息させます。
たった1日だけであったとしても徹夜が肌に与えるダメージは大きいといえます。
睡眠をとらないまま一晩過ごした肌は、健康的な肌に必要なための休息をとることができずに疲労した状態です。
睡眠中に脳の視床下部から成長ホルモンを分泌するための指令が出されることで、肌の再生や修復を行っています。
充分な睡眠を得られなかった肌は、肌に本来備わっている新陳代謝の機能が衰えてしまうため、シミやくすみのような肌荒れを起こしやすい危険な状態です。
2.徹夜明けには特に避けたいNGスキンケア
メイクを落とさずに夜を過ごした肌は、皮脂とメイク汚れが混ざり合って毛穴をふさいでいる状態です。
そのまま放置しておけば毛穴が炎症して、ニキビや吹き出物などの肌荒れを引き起こします。
そのため、徹夜明けで眠いからとそのまま就寝してしまうことは避けましょう。
また、面倒くさいからとふき取るタイプのメイク落としのみでごしごしと汚れをふき取るだけのケアを行うと、摩擦によって肌を痛めてしまう可能性があります。
メイク汚れはクレンジング剤を使用してしっかりと浮き上がらせてから除去するようにしましょう。ポイントメイクを部分的に落としてからベースメイクを落とすと肌に余分な汚れを残しづらいですよ。
3.徹夜明けの肌に必要なケアとは
徹夜明けの肌が欲しているものは休息です。
しっかりとメイクを落としたら、ホットタオルで顔の毛穴を開かせ血行を促進させましょう。
可能ならば、ゆっくりと湯船に浸かるとなおいいです。入浴によって血行が促進されると、健康的な肌のために必要な栄養素が体中の隅々まで届きやすくなります。
入浴する場合は熱い湯は避け、ぬるめの湯に浸かりましょう。
ぬるめの湯でリラックスすると副交感神経を刺激して、入眠しやすい状態となります。
ホットタオルや入浴によって肌が充分に温まったら、すぐに保湿を行いましょう。入浴後の肌は乾燥しやすいため、速やかに保湿を行うことで乾燥を防ぎやすくします。
最後に
余力があれば、コットンに精製水と普段使用しているローションや化粧水をなじませ、顔全体的にパックをすることをおすすめします。
精製水は水道水に比べると肌への浸透力が高いため、ローションの保湿成分が肌の奥へ届きやすくなる効果が期待できます。
また、スキンケアで必要な成分がひとつに凝縮されているオールインワンタイプの化粧品をつかうのもオススメです。
徹夜明けで疲れた状態でも、ワンステップでしっかりお肌へ栄養を与えることができます。
スキンケアを終えたら、充分な睡眠をとりましょう。
身体も肌もくたくたな状態だとは思いますが、丁寧なアフターケアをしておくことで翌日以降の肌が大きく違ってきますよ。