「少し小ジワができてきたな」と感じつつ、忙しい毎日を過ごしていると、いつのまにか驚くほどにシワが深くなっていることがあります。
「歳だから仕方ない」と年齢のせいばかりにしていませんか? シワができる原因は年齢によるものばかりではありません。
同じ齢でも、シワの深さで実年齢より若くみえたり老けてみえたりします。
いわば、シワはエイジングサインの代表格といえますね。
しかし、シワができるメカニズムは意外と知られていないものです。
シワの種類や状態別に、そのメカニズムの解説とケア方法を解説します。
Contents
1.シワは肌の「表皮」と「真皮」でできる

皮膚は大きく分けて、表面に近い「表皮」と皮下組織に近い「真皮」とに分けられます。
表皮では、真皮に近い「基底層」で新しい細胞を作り、皮膚の最も外側の「角質層」まで肌細胞を押し上げ、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を行っています。
一方真皮は、弾力繊維であるコラーゲンが網目状に張り巡らされ、周りはエラスチンとヒアルロン酸で満たされた構造になっており、表皮に水分や栄養を送りながら表皮を支える役割をしています。
この表皮が受けるダメージと真皮で受けるダメージとで、シワが作られるメカニズムが異なるのです。
2.表皮のシワ「ちりめんジワ」の原因は乾燥
肌の表皮がダメージを受けてできるシワは、「小ジワ・ちりめんジワ」と呼ばれ、乾燥が原因で起きます。
皮膚構造がもともと薄い目尻や口周りにできやすく、早ければ20代でも小ジワができる場合があります。肌が乾燥した状態が続くと角質層がはがれてしまい、キメが乱れます。
その隙間から水分が蒸発することで、小ジワができてしまうのです。
肌の乾燥は、肌の水分量が不足しても油分量が不足しても起こり、洗顔のしすぎなどの間違ったケア習慣も、小ジワができる原因となります。
3.真皮のシワは紫外線が引き起こす
真皮のシワは、紫外線によって「コラーゲン」や「エラスチン」などがダメージを受け、表皮を支えきれなくなることで起きます。
真皮から崩れるので「真皮ジワ・大ジワ」などと呼ばれ、見た目もはっきりとした深いシワになります。
子どもの頃は紫外線を浴びても新たに正常なコラーゲンやエラスチンを作り出すことができますが、大人になると生成能力が衰え減少していきます。
特にコラーゲンは真皮の70%をも占めているので、コラーゲン減少と共に皮膚が薄くなり、シワにも大きく影響してくるのです。
4.表情ジワが真皮ジワを定着させる!?
「表情ジワ」は、喜怒哀楽などにより表情筋の収縮によってできる一時的なシワを言います。
しかし真皮が衰えてくると、表情が元へ戻ってもシワが戻らなくなってきます。
「表情ジワ」は、目尻、額、眉間、ほうれい線などにできやすいとされますが、普段から表情にクセがある場合は、その部分に表情ジワが付きやすいので注意が必要です。
たとえば、よく眉間にシワを作る、目を細める、目をこする、目を見開くなどです。
その他、頬杖をつくクセも口元にしわができやすいので控えましょう。
5.日ごろのケアでシワを防ごう
シワが発生するメカニズム、お分かりいただけましたでしょうか? シワは、その深さやできる場所によって、対応策が異なります。
小ジワには乾燥対策が有効です。浸透性の高い化粧水などで水分を補い、オイルやクリームなどで表面をコーティングして、肌を乾燥から守ってあげましょう。
ヒアルロン酸やコラーゲン配合のケアアイテムを使うことで、肌にハリや弾力が加わるためシワを防ぐことができます。
また、真皮ジワには、紫外線によるダメージを防ぐことも大切です。秋冬でも日焼け止めを使うことはもちろん、夜の丁寧なスキンケアで肌を癒してあげることを心がけましょう。
保湿クリームをたっぷりと塗って、肌に贅沢なうるおいを与えてあげるのがポイントです。
最後に
表情ジワの有無も日ごろからチェックし、クセがあれば直しておきたいですね。
その他、栄養の偏りや睡眠不足もシワの原因に繋がります。
規則正しい食生活と睡眠時間を確保して、シワが寄り付かない若々しい肌をキープしましょう。


