しこりニキビは毛穴周りが硬くなり、痛みや熱感をともなうこともある厄介な症状です。
医学用語では「硬結(こうけつ)」もしくは「嚢腫(のうしゅ)」といい、長引くとケロイド状やクレーター状の痕ができることもあります。
そんな困ったしこりニキビができる原因を、改善するためのケア方法と一緒に探ってみましょう!
Contents
1.しこりニキビができるメカニズム
そもそもしこりニキビができるのは、ニキビの炎症が悪化したためです。以前からできていたニキビに刺激が加わったり、雑菌がさらに繁殖したりすると、炎症が悪化し、その周りにコラーゲンが異常に産生されます。
同時に膿や血液がたまることも少なくありません。その結果、一部分が硬く腫れてしまうのです。
2.しこりニキビになる原因とは
しこりニキビができる原因の1つに、間違ったニキビケアが挙げられます。できて間もない初期段階のニキビに適切なケアをしていないと、炎症が悪化してしこりニキビになることがあるのです。
また、ホルモンバランスの乱れや血行不良なども、しこりニキビの原因になります。女性の場合、ホルモンバランスが崩れて体が冷えやすい生理前は、しこりニキビができやすい時期といえるでしょう。
3.しこりニキビを改善するためのケア方法
3-1 刺激を与えない
しこりニキビの内部では炎症が続いています。刺激を与えるとさらに症状が悪化してしまうので、できるだけ触らず、静かに様子を見ましょう。ただし、基本的なスキンケアは必要です。いつも通り優しく洗顔し、しこりニキビができている部分を避けて保湿してください。
3-2 ニキビ治療薬を使用する
しこりニキビの改善には、炎症を鎮めるニキビ治療薬が有効です。
治療薬は皮膚科で処方してもらうか、薬局で薬剤師に相談して購入しましょう。もちろん薬を塗るときにも、刺激は禁物です。洗顔後に指先で優しく塗り、それ以上は触らないようにしましょう。
3-3 体の冷え・血行不良を改善する
血液の巡りが悪いと、老廃物が溜まる影響でしこりニキビができやすくなります。また、体が冷えるとホルモンバランスが乱れて、肌質に悪影響を及ぼします。
なるべく体を冷やさないために、冷たい飲食物や薄着は避けるようにしましょう。さらにストレッチや入浴などで、積極的に血行を促すことをおすすめします。
3-4 食事で血液をサラサラに
糖質や脂質を摂りすぎると血液がドロドロになり、血行不良を引き起こしてしまいます。
しこりニキビができやすくなる原因にもなりますから、野菜やタンパク質などを取り入れたバランスの良い食生活を心がけましょう。血液をサラサラにする納豆や青魚(イワシやサンマなど)を食べると効果的です。
3-5 十分な睡眠をとる
睡眠が不足すると、皮膚の回復を促す成長ホルモンが十分に分泌されなくなります。しこりニキビを早く治すためにも、毎日十分な睡眠を心がけましょう。
ただし、いくら長時間寝ても、睡眠の質が悪いと意味がありません。就寝前はリラックスするためにスマホやPCを見ないようにすること、起床後は脳を覚醒させるために太陽の光を浴びること。これを意識すると、体内時計が整って睡眠の質もアップしますよ。

最後に
過剰な刺激を与えなければ、しこりニキビの症状は次第に治まってきます。痛みがあると焦りがちですが、丁寧なスキンケアとインナーケアを心がけて、ゆっくりと確実に治していきたいですね。


