シワやシミなどの肌トラブルをはじめ、ニキビや乾燥などの肌荒れを防ぐためには毎日の保湿ケアが欠かせません。化粧水などを使って肌にうるおいを与えることで、肌のハリや弾力をキープし、みずみずしい状態に保つことができるのです。
このことからも、毎日の丁寧な保湿ケアがいかに肌にとって大切かということが分かりますが、「肌に化粧水が浸透しにくい」というお悩みを抱えている女性は意外と多いもの。
肌に化粧水を浸透させるためには、一体どのようなケアを行えばいいのでしょうか。
今回は、保湿ケアの効果をきちんと肌に与えるために知っておきたい、化粧水が肌に浸透しない理由と、正しいスキンケアポイントをご紹介いたします。
1.健康な肌には水分が浸透しない?
洗顔後の肌に化粧水を馴染ませると、毛穴から肌の奥までぐんぐんと水分が浸透していくイメージを持つ方は多いでしょう。しかしよく考えてみると、お風呂に入るときに水分がどんどん肌に入って体重が増えてしまうようなことは起こりませんよね。
「若いお肌は水をはじく」とよく言いますが、若々しく健康的な肌には、本来水分が浸透するということはありません。化粧水をはじき、浸透が少ないときほど肌の状態が安定しているといえるでしょう。
2.「化粧水が浸透する」ってどういうこと?
化粧水を選ぶときには、「肌への浸透力」を求めるという女性は多いと思います。
しかし、肌の表面には角質層と呼ばれる薄い膜が存在していて、肌に水分が侵入しないように防いだり、肌の内側の水分を閉じ込めて潤いをキープする働きがあります。
例えるならば、肌表面には薄いラップが貼られているような状態です。
ラップの上から内側へと水分がしみ込まないのと同じように、健康的な肌には水分は浸透しないのです。
3.肌に化粧水をつける必要性とは?
化粧水の役割は、肌に浸透させるということよりも、肌表面のバリア機能をさらに高めるという働きが強いといえます。
肌は弱酸性の自然な状態をキープすることで、外部刺激からのバリア機能を発揮できるものです。化粧水はこういった働きを手助けするためのアイテムと考えると分かりやすいでしょう。
4.肌の潤いを保つためのスキンケア
「化粧水で保湿ケアをしているけれどなかなか浸透しない」という感覚がある場合は、肌が健康的な状態だと考えられます。これに対して、化粧水がぐんぐんと浸透していく場合は、角質層がボロボロと壊れている可能性が高くなっています。
このような場合には、刺激の少ない化粧水できちんと保湿をし、肌の回復を促してあげましょう。両手で肌をしっかりと包み込み、優しくハンドプレスをしながら馴染ませてあげるのがおすすめです。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
肌に化粧水がしみ込んでいるときには、肌が健康であるようなイメージがありましたが、実はこれが逆の状態だったとは驚きですね。
肌に化粧水が馴染まないからといって、無理に浸透させようと叩いたりこすったりするのではなく、シンプルで丁寧なケアを心掛けて、今の健やかな状態を保てるように努めていきましょう。


