肌のかゆみを引き起こす原因の1つに、乾燥が挙げられます。「肌がカサつくうえにかゆい」「冬になると肌のかゆみに悩まされる」という方は、乾燥トラブルを引き起こしているのかもしれません。
では、なぜ肌が乾燥するとかゆみが現れるのでしょうか?
今回は、意外と知られていない乾燥とかゆみの関係を、対策方法とあわせてご紹介します!
Contents
1.肌の乾燥がかゆみを引き起こす理由
私たちの肌は、表皮、真皮、皮下組織の3つの層で構成されています。このうちの表皮の一番外側には、角質層というとても薄い層があります。角質層には肌を外部刺激から守るバリア機能が備わっており、この機能が正常に働くことで、トラブルのない健やかな肌を保つことができているのです。
しかし、角質層が乾燥すると細胞の間に隙間ができ、バリア機能が正常に働かなくなります。その結果、ちょっとしたホコリや花粉、ハウスダストなどの刺激にも敏感に反応し、かゆみが現れてしまうのです。
2.肌の乾燥によるかゆみを防ぐ方法
2-1 かゆいときは冷やす・治療薬を使う
肌をかきむしると肌表面の角質層が傷つき、さらにバリア機能が低下してしまいます。症状が悪化する原因になるので、たとえかゆくてもかくのは絶対に避けましょう。
かゆくてムズムズするときは、清潔なガーゼに包んだ保冷剤などで一時的に冷やし、様子を見ることをおすすめします。
また、最近ではかゆみを抑える治療薬も市販されています。薬剤師に相談して、適切な薬を用意しておくと安心ですよ。
2-2 肌の洗い方に注意
肌を洗いすぎると角質層の乾燥が進み、かゆみを招きやすくなります。洗顔であれば朝晩の1日2回まで、洗顔料の泡をクッションにしながら、肌をこすらず優しく洗いましょう。
また、熱いお湯を使うのもNGです。角質層に存在する保湿成分が流れ出し、乾燥を招いてしまいます。洗顔の場合は32~35℃、体を洗うときは38℃程度のぬるま湯を使うことがポイントです。
2-3 洗顔後・入浴後はすぐに保湿を
洗顔後や入浴後の肌は、水分が蒸発しやすい状態になっています。できるだけすぐに保湿をして、うるおいを逃さないようにしましょう。
乾燥が気になるときは、保湿効果の高いオールインワンパッククリームを使うと効果的です。特に乾燥しやすい目元や口元には、クリームの重ね塗りをおすすめします。
2-4 肌をこすらない
肌をこすると、かきむしったときのように角質層が荒れ、バリア機能が低下する原因になります。こすっていないつもりでも、スキンケアやメイク中は何かと肌に触れることが多いもの。
化粧品をつけるときはハンドプレスで優しくなじませ、メイク中は肌触りのいい道具を使って肌への負担を減らしましょう。ちょっとしたことに気をつけるだけでも、肌の乾燥を効率よく防ぐことができますよ。

最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
オールインワンタイプのスキンケアアイテムを使うと、肌に何度も触れずにすむため、摩擦による負担を減らすことができます。乾燥によるかゆみを最小限に抑えるために、肌に優しい保湿を心がけていきたいですね。


